9ヶ月ほどで禁止カードになった遊戯王最強格のカードドラグーンオブレッドアイズ。
OCGでは、制限、マスターデュエルでは、3枚もデッキに入れることが可能になりました。
これにより、マスターデュエルのランクマッチでは、おかしなデッキが多くなってきた印象があります。
半分くらいの人がこのカードを入れてるのではというくらい遭遇します。
ドラグーンの効果と対策方法は、知っておかないとこの先勝てるようにならないかもしれません。
ドラグーンオブレッドアイズってどんなカード?
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズは、遊戯の切り札のブラックマジシャンと城之内の切り札のレッドアイズブラックドラゴンを融合させた、超イケメンモンスターです。
このカード、再録がされていなくウルトラレア(一番レア度が低い)ものでも、超高額。
普通に5000円を超えてきます。
20THシクだと3万円くらいするらしいです。
欲しい人は、大会とかでは使えませんが、英語版が安く買えます。
私も持ってます。コレレアで1400円くらいでした。
そんなクールなカード、かなり強く、
- 手札1枚捨てて、万能無効
- 効果では破壊されない
- 効果の対象にできない
- 自分のターンに、モンスターを破壊でき、その攻撃力分のダメージを与えられる(ノーマルモンスター必須)
とかなり詰め込まれています。
あまりデッキパワーの強くないブラックマジシャンやレッドアイズの救世主として作られたカードであるのでしょう。
この2つのデッキであれば強すぎるということもなく受け入れられたかもしれません。
しかし、いろんなデッキで簡単に召喚でき、出張要素が高いので、強すぎると言われているのかもしれません。
ドラグーンオブレッドアイズの召喚方法
まずは、普通の融合召喚です。
これは、デッキが限られます。
ブラックマジシャン+レッドアイズor効果ドラゴンモンスター
実は、ブラックマジシャンの方が固定なので、レッドアイズデッキよりブラックマジシャンデッキの方が輝くって感じがします。純ブラックマジシャンでも合体竜ティマイオスがドラゴンで採用しやすいです。
現在では、原石と混合させるのもいいみたいで、原石竜インペリアルドラゴンは、もちろんドラゴン族で通常モンスターとのシナジーもあるので、相性がとてもいいです。
最強の出張融合カード真紅眼融合
これを使えば、デッキに1枚ずつブラックマジシャンとレッドアイズブラックドラゴンを入れていれば、融合召喚できます。
この融合は、手札、デッキ、フィールドからの融合召喚なので、直接引いてもデッキに眠ったままでも使えるのが強み。
控えめに言って強すぎです。
私も、この前この融合のクオシクを買いました。
満足度高いです。
ブラックマジシャンとレッドアイズの素引きをするととても重荷になりますが、2枚引く確立は低いので、採用する人が多いです。
デッキパワーが低いデッキを使いたい場合は、この4枚の出張を考えてみてもいいかもしれません。
加えて、マスターデュエルだと高額カードもURx30で手に入るので気軽に採用できてしまいます。
強すぎリンクモンスター:ヴェルテアナコンダ
これは、OCGでは禁止ですが、マスターデュエルではまだまだ使える強すぎ連携です。
ヴェルテアナコンダは、効果モンスター2体で召喚でき、デッキから融合カードの効果をコピーできます。
マスターデュエルであれば、真紅眼融合を引かなくとも、2体モンスターを召喚するだけで、ドラグーンオブレッドアイズを出すことができます。
マスターデュエルでは、デストロイフェニックスが流行っていましたが、こっちの方が場持ちが良く、無効効果が使えるので、こちらの方が強いと見ています。
シンクロデッキでのドラグーン出張
実は、融合カードを介さなくても召喚できます。
それは、ドロドロゴンを使用することです。
このカードから、烙印融合系に繋げます。
正確には、ルべリオンかアルビオンに融合召喚します。
この烙印融合獣は、効果ドラゴンモンスターでドロドロゴンがブラックマジシャンの代わりになります。
これにより、シンクロ6+闇、光モンスターでドラグーンオブレッドアイズになることができます。
結構重めですが、白き森などで採用できるので、面白い動きができるかもしれません。
ドラグーンオブレッドアイズの対処法
上記の通り、召喚方法が多様なので、色んなデッキから出張してくる可能性があります。
とりあえず、一般的な対策を覚えておきましょう!
リリースは、遊戯王最強の対策
まず、万能無効を簡単に乗り越えられるリリースする手段を考えましょう。
候補に上がるのは、まず、壊獣シリーズ。
召喚権を使わずに相手のモンスターを1体無条件に墓地に送れます。
ドラグーンオブレッドアイズは、
- 効果では破壊されない
- 対象にできない
- 手札一枚で万能無効
と超えるのには苦労するので、パパッとリリースしてしまえば、破壊耐性も対象にされない効果も関係ありません!
よく採用されているのは、ガメシエル。
攻撃力が低いので、自分の攻撃で突破しやすいです。
ゴジラが子供の頃から好きなので、怪獣がテーマのカードは、ワクワクします!
最近知ったのですが、ロゴ入り壊獣のプロモ?版も出ているらしく集めるのも楽しいですね!
通常召喚権が余るようなデッキなら、相手の場にアドバンス召喚できるカードもおすすめです。
ラヴァゴーレムや、ラースフィアモードなどの複数体リリースできるカード採用しておくとまとめて相手の場を処理できます。
- ラヴァゴーレムは、2体
- ラーは、3体
リリースできます。
デメリットは、通常召喚であることと、相手モンスターが一体の場合は、召喚できないことです。
しかしながら、現代遊戯王で、ドラグーンオブレッドアイズが1体だけ並ぶなんてことは少なそうです。
これらのカードは、他の制圧モンスターの対策にもなるので、後攻が苦手なデッキは、ぜひ採用を考えてみてください!
対象をとらない効果を使え!!
対象を取る、取らないというのは、遊戯王界でも1、2を争う理解の難しさです。
私が理解している範囲だと、まず、遊戯王カードには、発動条件と効果の部分に分かれていると思っています。
そして、この発動条件に「〜を対象として発動する」と書かれているとだいたい対象に取ると思っています。
逆に対象を取らないものは、効果の部分に選択する処理が書かれています。
例えば、三戦の才。
このカードは、相手のモンスターカードの奪う効果があります。
一見、対象を取っていそうですが、「発動できる」の段落に、相手のモンスターを選択するとは書いていません。
そして、3つある効果の段落に、選択してコントロールを奪っています。
遊戯王には、このような対象を取らないという最強防御の穴をかいくぐるような効果がまだまだたくさん眠っています。
今回のドラグーンオブレッドアイズの場合、破壊はされないという点に注意は必要ですが、
- 墓地に送る
- 手札に戻す
- 効果を無効にする
- 除外する
などの効果を使って、無力化することができます。
冥王結界波や厄災の星ティ・フォンが汎用性が高く、色々なデッキに入れることが可能です。
特にヴェルテアナコンダを通しての召喚だとティフォンの召喚条件を満たすので、EXデッキに入れておいて損はありません。
妨害を突破して戦闘破壊する
無効効果は使われると攻撃力も上がり厄介ですが、一応戦闘突破も可能です。
最近のデッキは、貫通力も高く妨害を突破して展開、大型モンスターを召喚して戦闘突破というのも一応可能です。
攻撃力4000は結構きついですが、無敵ではないので、覚えておきましょう。
妨害を予想して戦略を立てる
もう開き直って、一回無効にされる前提で戦略を立てることも重要です。
例えば、一番発動したいカードの前(テーマの初動など)にドローカードを発動してみる。
三戦の才があるから、最初のカードに無効効果を使わせてコントロールを奪取しよう。
破壊されても墓地効果を使えるから、先に使って様子をみよう。
などプレイングでカバーできることもあります。
手札次第になってはしまうのですが、意外と突破できるので、諦めてはいけません。
禁止解除されたけど、普通に強いドラグーン
ドラグーンオブレッドアイズの対策を書いてきましたが、実際、普通に強いカードです。
強すぎる!ということは無くなったかもしれませんが、それでもまだ強いカードなのは間違い無いです。
今回の対策を頭に入れておいて、安易な出張は咎めてやりましょう。
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